老後の備えは若いうちから:今からできる資産形成の基本

「老後のお金」って、考えただけで頭が痛くなりますよね。年金はどうなるの?貯金はいくら必要?いつから始めればいいの?そんな悩みを抱えている方、実はとても多いんです。

でも大丈夫。難しく考える必要はありません。早いうちからコツコツと準備していくのが一番の近道なんですよ。この記事では、お金の話が苦手な方でも「なるほど!」と思える老後の資産づくりについてお話しします。

目次

若いうちからはじめると、こんなにお得!

日本人の平均寿命は男性で81歳、女性で87歳(2023年時点)。定年が60歳だとすると、その後20年以上も生活するためのお金が必要になります。

「そんな先のことまで考えられないよ~」と思うかもしれませんが、実は若いうちに始めるほど楽に準備ができるんです。なぜなら「複利の魔法」という強い味方があるから。

例えるなら、雪だるまを作るようなもの。小さな雪玉を作ってコロコロ転がすと、どんどん大きくなりますよね。お金も同じなんです。早くからコツコツ積み立てていくと、自分が入れた金額以上にどんどん大きくなっていきます。

「複利の魔法」って、そんなにすごいの?

ちょっと具体的な例で見てみましょう。毎月1万円を年利3%で積み立てたとします。

  • 20年続けると:約320万円
  • 30年続けると:約570万円
  • 40年続けると:約930万円

同じ毎月1万円でも、40年間続ければ自分で入れた480万円が、なんと930万円に!差額の450万円は「複利の魔法」で生まれたお金なんです。

これを聞くと「でも私、もう20代じゃないからな~」と思う方もいるかもしれません。でも大丈夫。今からスタートすることが何よりも重要なんです。

老後資金の準備:気軽に始める3ステップ

1. ざっくり必要な金額を知っておこう

「いったいいくらくらい必要なの?」という疑問があると思います。

実は厚生労働省の調査によると、老後の夫婦2人の生活費は月平均で約26万円。これに対して平均的な年金は月約22万円。つまり、毎月4万円ほど足りないことになります。

「えっ、毎月4万円も不足するの!?」と驚く方もいるかもしれませんが、落ち着いてください。この不足分を今から少しずつ準備していけばいいんです。

ちなみに「ねんきんネット」というサービスに登録すれば、自分の将来もらえる年金の見込み額がわかりますよ。まずは自分の状況を知ることから始めてみましょう。

2. 無理なく続けられる金額から始めよう

「老後に2,000万円必要って聞いたけど、そんなの無理!」

確かにまとまった金額を聞くと気が遠くなりますよね。でも、一気に貯める必要はありません。月々5,000円や1万円からでもOK。大切なのは無理なく続けられることです。

たとえば、毎日のランチ代を少し節約したり、あまり使わないサブスクを1つ減らしたりするだけでも、月に数千円は浮きます。そのお金を将来の自分へのプレゼントとして積み立ててみましょう。

3. 自分に合った方法を選ぼう

老後資金を増やす方法はいろいろあります。難しそうに聞こえるかもしれませんが、基本はシンプルですよ。

iDeCo(個人型確定拠出年金)って何?

iDeCoは「老後のためにお金を貯めると、税金が安くなる」という制度です。

  • 毎月の掛金が全額所得控除になる(税金が安くなる)
  • 運用して増えたお金に税金がかからない
  • 受け取るときも税金が優遇される

「税金のことなんて難しくてわからない~」という方も多いと思いますが、簡単に言うと「普通に貯金するよりもお得」ということ。ただし、原則60歳まで引き出せないので、その点だけ注意が必要です。

つみたてNISAってどんな制度?

つみたてNISAは「投資で増えたお金に税金がかからない」という制度です。2024年から制度が新しくなって、非課税枠が大きく広がりました

iDeCoと違って、必要になったらいつでも引き出せるのがメリット。「投資なんて難しそう…」と思うかもしれませんが、少額から始められて、専門知識がなくても利用できる商品もたくさんあります。

普通の貯金や投資でもOK

もちろん、普通の銀行貯金や投資信託なども立派な老後資金づくりの方法です。「とりあえず別の口座に少しずつ貯めていく」という方法でも全然OKです。

大切なのは「これが正解!」と思い込まずに、自分に合った方法を見つけることです。お金の増やし方は十人十色。自分のペースで進めていきましょう。

年代別:今日からできること

20代〜30代前半:小さな一歩を踏み出そう

「老後なんてまだ先のこと」と思いがちですが、この時期から始めると本当にラクです。給料日に自動的に一定額を別口座に移す「自動積立」を設定してみましょう。月3,000円からでもOK。習慣にすることが何より大切です。

この年代は人生で一番時間という強い味方があります。少額からでも複利の効果で大きく育つ可能性があるんですよ。

30代後半〜40代:無理なくバランスよく

この年代は子育てや住宅ローンなどでお金がかかる時期。でも、だからこそ老後の準備も少しずつ進めておきたいところ。

例えば、昇給したときに、増えた額の半分を老後資金に回してみるとか。生活水準を維持しながらも、少しずつ貯蓄を増やしていく工夫をしてみましょう。

50代〜60代:今からでも遅くない!

「もう遅いかな…」なんて思っていませんか?いえいえ、今からでも十分間に合います。

むしろこの年代は収入が人生でピークを迎えることも多いので、子育てが一段落したら老後資金にシフトするチャンスです。退職金の使い道や年金の受け取り方なども、少しずつ具体的に考えていく時期になります。

みんなが気になる質問

Q: お金がほとんどない状態から始められますか?

A: もちろん始められます!月々1,000円からでもOK。ペットボトルのお茶を水筒に変えるだけでも、月に数千円は浮きますよ。大切なのは金額ではなく、コツコツ続けることです。

Q: 投資って難しそうで怖いんだけど…

A: その気持ち、すごくわかります。「投資=ギャンブル」というイメージがある方も多いですよね。でも安心してください。長期間かけてコツコツ積み立てていく方法なら、リスクをかなり抑えることができます。

つみたてNISAなどの制度を使えば、少額から始められて、プロにお任せできる商品もあります。宝くじを買うよりずっと確率が高いですよ(笑)

Q: 今の生活も大変なのに老後のことまで考えられない…

A: 本当に大変な時期もありますよね。そんなときは無理をする必要はありません。余裕ができたときに少しずつ始めればOKです。

逆に言えば、将来の自分を助けるために、今の生活を少し見直してみるいい機会かもしれません。「本当に必要なお金」と「なくても困らないお金」を区別するだけでも、意外と貯蓄できるものですよ。

まとめ:今日からできる小さな一歩

老後のお金の準備、難しそうに感じるかもしれませんが、要は「将来の自分へのプレゼント」です。毎月のコーヒー一杯分のお金を積み立てるだけでも、将来の大きな安心につながります。

完璧を目指す必要はありません。自分にできる小さな一歩から始めてみましょう。月々1,000円でも3,000円でも、続けることが何より大切です。

「お金の話って難しい」と思っていた方も、この記事を読んで少しでも「自分にもできるかも」と思っていただけたなら嬉しいです。老後の資金準備は、将来の自分への最高の贈り物。今日から一緒に始めてみませんか?

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